AWS Summit 2025 参加レポート 〜生成AIの勢いを感じた1日〜
こんにちは、tkです。
2025年6月、幕張メッセで開催された AWS Summit 2025 に参加してきました!
📍 開催概要
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イベント名:AWS Summit Japan 2025
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日程:2025年6月25日(水)〜 26日(木)
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場所:幕張メッセ
私は2日目に現地参加しました。
ブース、セッションそれぞれ生成AI関連が非常に多く、生成AIの勢いを強く感じました。
その一部を見てきたのでレポートしたいと思います!
📷 入場までの雰囲気
幕張メッセに向かう途中のエスカレーター
幕張メッセ敷地内
展示会場
中は涼しく、人も多すぎないので快適に見て回れます!
🏆 生成AIハッカソン
個人的今回一番の目玉、生成AIハッカソン決勝戦です。
どうAIを使うのか、システム化の発想、AWSでのアーキと様々な視点での情報を得られます。
こちらのyoutubeリンクから当日の様子をご覧いただけます!
今回の生成AIハッカソンでは有用性はもちろんのこと、独創性をはじめ様々な項目で審査されます。
その中でも5番目の審査ポイント、AIエージェントが使いたおされることで○○が持続的に実現されるか ここが一番のポイントだと私は感じました。
このシステムがなんでもやってくれる、このシステムを使い続けたいという感情につながるので非常に大事なポイントです。
以下はセミファイナルまで残った作品で、緑の飾りが付いているのがファイナルに残った作品です。
またその中でも#9 WhiteBoxお酒同好会「次世代の飲み会AIエージェント”KanpAi”」が優勝しました。
おめでとうございます!
優勝したKanpAiというAIサービスは飲み会の幹事の仕事を全てAIに丸投げできるサービスで、飲食店選びや予約実施の他、飲み会中の盛り上げ機能や、二次会の自動予約、飲み会後の精算機能まで任せることが可能なAIサービスです。
私も現地で話を聞きながら「使いたい!」と感じ、「ここまでできるのか!?」と驚愕しました。
電話までシステムが対応してくれるのには本当に驚きました。
今後の改善点として特に電話部分は応答速度に難ありだそうで、ここが改善されたら製品化も近いかもしれませんね!
💬 展示ブース
展示ブースは沢山ありましたが、その中から面白かったものを3つピックアップします。
1つ目はVRゴーグルでキャベツとレタスを判別できるシステムです。
写真には写っていないのですが、寿司ネタでエビも用意されていて、それをVRゴーグルの視界内に捉えて判定ボタンを押すと…
「落ち着いてください、これは野菜ではありません。寿司のエビのようですね。」という感じにメッセージが合成音声で読み上げられます。
またこのシステムでは事前に画像は用意されておらず、全てAIが独自に判断しているようです。
2つ目はゴミ箱の中身が映るようにカメラを設置して、そこに写ったものをAIが判別して廃棄物を管理するという展示です。
ゴミ箱に何らかのゴミを入れると、重量センサーが検知してカメラで画像が撮影されます。
撮影した画像をBedrockで分析、ゴミの種別を推定し、重量やゴミの分析結果ダッシュボードに表示しています。
これがあれば、飲食店で廃棄物の管理を何かボードにメモする必要はなく、ゴミ箱に捨てるだけでできるようになりますね!
学生時代アルバイトで廃棄物をメモするのが大変だった記憶が蘇ります…
3つ目はなんとも懐かしいグラフィックのゲームが…
そうです、こちらのブースではAIがポケモンをプレイしています。
実は私も画像認識を使ったプログラムでこういったことにチャレンジしたことがありますが、全部AIがやってくれるとはすごい時代になりましたね。
私も今度チャレンジしてみようかな?
🤔 参加して感じたこと
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去年と比べても生成AI系のセッション、ブースが明らかに増えていました。これが生成AIの勢いですね。
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セッションはいくつか事前に登録していましたが、各ブースが魅力的でついついそちらを優先したくなってしまいます。
来年はいっそのこと事前予約なしでいいかも?
📌 まとめ
AWS Summit 2025は、生成AIの実践的な知見を深めたり、新しい活用方法を知る良い機会になりました。
やっぱり現地参加すると得られる刺激が違うので、来年もまた参加したいと思います。
是非皆さんも現地に足を運んでみてください、来年の現地でお会いしましょう!
投稿者プロフィール

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AWSを利用したクラウドネイティブ開発を得意としています。
家の中はガジェットをはじめとした機械だらけで夏は部屋が灼熱になる。