最初の落とし穴。AWS WAF ですったもんだした話

お久しぶりです。kazu です。

Application Load Balancer(以下 ALB)を
介して web サーバーにアクセスする
とあるサイトを構築中のお話。
web サーバーにアクセスできないという
問題が発生しました。

403

ここまでも紆余曲折があったのですが、
レスポンスステータスコードが 403 でしたので
ALB に設定した WAF が原因かな、と当たりをつけました。

ログ確認

webACL のどのルールに 引っかかっているのかとログを調べますと、

…
"terminatingRuleId": "Default_Action",
"terminatingRuleType": "REGULAR",
"action": "BLOCK",
…

という感じで、
ルールを特定する RuleId が 「Default_Action」 となっており、
ルール調査は不可。 ルールをすべて解除するも NG。
web ACL と ALB の連携を解除すると OK。
ここでしばらく悩むのですが、
結局原因は根本のところにありました。

初期設定に……

原因が特定できず web ACL を作り直してみるか。
と設定画面を見ていくと……

こんな項目が。
ここでデフォルトのアクションを設定しますが、
当初「Block」としていたのが原因だと判明しました。

この設定ですと、
ホワイトリストを用意しない限り、
全てのアクセスは「Block」となるわけですね。
意外なというか、まず疑うべき設定を後回しにしたという
初歩的ミスだったわけですね。。

みなさんもお気をつけください。。。

投稿者プロフィール

kazu
kazu
<インフラエンジニア>
■ 以前、運用・保守系業務に携わるもしばらく別畑の仕事に。約8年ぶりに復活。クラウドに関しては初心者。AWS エンジニア目指して奮闘中!
■ 趣味はスキー(インストラクター経験あり)、クルマ(特にスバル車)、ロードバイク、登山とブログ。

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