【業界経験者】準備期間1ヶ月でAWSクラウドプラクティショナー(CLF)を受けました

AWSクラウドプラクティショナーとは

とらくらのインフラエンジニア、はたけです。
AWS 認定クラウドプラクショナー試験(通称CLF)とはAWSの基本的な知識を持っていてAWSに6ヶ月触れている方を対象とする試験です。

AWS認定の中でも基礎コースに位置しており、90 分で65問で70%で合格となります。
試験範囲はコアサービスとユースケース、課金、料金モデル、セキュリティコンセプト、クラウドがビジネスに与える影響について等の幅広い分野から出題されます。

AWS公式ページ
AWS Certified Cloud Practitioner

学習前のレベル

筆者はユーザー企業の情報システム部門に15年間在籍しており、オンプレミス環境でインフラエンジニアをしてましたが、AWS経験は1年程度です。
AWSを利用してみるとオンプレミスとクラウドインフラの考え方が違うので、1年程度で限られたサービスを利用しているとAWS実務経験があっても知識はあまり付いてなかった印象です。

試験結果

合格ラインは700点ですが、得点は720/1000点でギリギリ合格でした。
セクション毎の詳細については”セキュリティ”と”請求と料金”で改善が必要、その他は満たしていると表示されていました。
改善が必要な分野にてついては、オンプレミスとは違い”クラウドならでは”のことが多かったので、理解しきれてなかったと思います。

勉強時間

動画学習を20時間ぐらい、模擬問題を20時間ほどやりました。
会社の協力もあり、平日も勉強する時間を頂けました。
期間は1ヶ月ですが、模擬問題の20時間は1週間(平日土日含む)で消化したので、実質1週間程度だったかもしれません。
ただ、1週間で詰め込むほうがツライので、毎日1時間程度のほうがいいと思いました。

勉強方法

  1. オンライン学習
    • AWS 認定 – 試験準備ワークショップ クラウドプラクティショナーに参加しました。
      分野ごとに例題がいくつかその場で解くスタイルです。
      解いていく速度や内容も本番に近いと思います。
    • Udemyの動画
      試験範囲を動画で説明およびハンズオンする講座を学習しましたが、実際にAWSを触ったことがある人は見なくてもいいかなと思いました。
  2. 問題集での学習
    • Udemyで模擬問題(5回分)
      AWS実務経験では限られたサービスしか利用してなかったので、模擬問題などで幅広く勉強できました。
      5回分を70%以上取れるまで繰り返しました。
      初回などは分からない問題が多かったので、無理に答えずに未回答にして後で見直しました。
    • Amazonで購入した模擬問題集(2回分)
      AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版
      こちらは解説も付いていますし、本番にとても近い内容が収録されています。
      試験前日に心配になって衝動買いしました。半分も消化できなかったんですが、一番、効果があったと思います。

 

 

試験について

  1. 試験開催
    クラウドプラクティショナーはオンライン受験のため、ほぼ毎日試験を受けることができます。
  2. 試験場所
    試験はピアソンVUEとPSIのテスト実施業者2社が提供しています。
    会場(テストセンター)と自宅などのオンライン試験があります。

    • オンライン試験
      筆者はオンライン試験を希望していたので、オンラインでも日本語対応しているピアソンVUEを検討してました。
      試験アプリをインストールして動作確認したところ、動作しませんでした。
      その為、会場での申し込みに切り替えました。
    • 会場(テストセンター)
      ピアソンVUEとPSIどちらも会場は日本語を選択できました。
      ピアソンVUEの方が自宅から一番近い場所があったので、ピアソンVUEで試験しました。
  3. 申込期間
    試験申し込みは24時間以降でしたら、空いてればいつでも申し込みができます。
    1ヶ月ぐらいを目標にしてましたので試験日は決めてましたがコロナ禍の為、
    不測の事態に備えて申し込みは試験前日(24時間前)にしました。

合格特典

クラウドプラクティショナーに合格すると下記の特典が貰えました。
次の試験の50%引きやAWS無料模擬試験バウチャーなどが含まれるので次回の「AWS認定ソリューションアーキテクト(SAA)」に向けて利用したいと思います。

まとめ

クラウドプラクティショナーはAWS認定資格の基礎レベルである為、学習時間を取れて1ヶ月程度の期間があれば合格も可能です。
対象分野ごとのサービス特徴の理解度を問われますので、試験受けるまでに最低でもサービス特徴の7割以上は理解している必要があると感じました。

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