EC2を起動しRDP接続する際の注意点

この記事でわかる事

  • EC2 を起動し RDP 接続する際の注意点

 

EC2 を起動し RDP 接続する際の注意点

ー 注意点1 Windows へログインする際のパスワードを知っている事

既に EC2 インスタンスへ接続済みの場合を除いて、初めて EC2 インスタンスに接続する場合には、接続時に対象インスタンス用のパスワードをキーペア(xxxx.pem)から復号化し取得する必要があります。

Windowsパスワードの取得

ー 注意点2 EC2 インスタンスを作成した際に設定したキーペア(xxxx.pem)を所持している事

パスワードを復号化する為には、キーペア(xxxx.pem)の入力を求められます。EC2 インスタンスを起動した際に設定したプライベートキーファイルを、安全な場所に保存して使用できるようにしておく必要があります。

ー 注意点3 ポート 3389 がブロックされていない事

ポート 3389 が AWS セキュリティグループ、ネットワーク ACL、OS ファイアウォール、またはウイルス対策ソフトウェアによってブロックされていないことを確認しておく必要があります。

ポート3389の開放

ー 注意点4 接続時に IP アドレスが間違っていない事

AWS セキュリティグループに設定している IP アドレスと、マシンに割り当てられている IP アドレスが同じである必要があります。
自宅の回線の IP アドレスが固定でない場合、前回の接続時の IP アドレスと新たに接続する時の IP アドレスが変動している場合があります。その場合は、セキュリティグループのインバウンドルール設定でソースをマイ IP に変更することで、AWS が自動的に IP を検出するようになります。

My-ip

 

まとめ

EC2 インスタンスから Windows サーバーの起動を実施する際、パスワードの設定を忘れた事が原因でログイン不可といった事象が発生する事もあります。
EC2 インスタンス作成後のキーペアの保管は、スムーズにその後の作業に着手する為にも重要となります。

 

■ EC2 で RDP 接続する際の注意点

  • Windows へログインする際のパスワードを取得しておくこと
  • EC2 に設定したキーペアを安全な場所に保管しておくこと
  • ポート 3389 がセキュリティグループやファイアウォールでブロックされていないこと
  • AWS セキュリティグループの IP アドレスとマシンの IP アドレスが一致していること

 

今回は、EC2 で RDP 接続する際の注意点についてご紹介しました。

 

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