AWSの超コスパ術 – オンプレミスからの変換編

お客様は予算を達成するために存在しているの?

On-premise2Cloudとらくらのインフラエンジニア、ばっしーです。

先日、同じ業界の元エンジニアで、現在は営業をされている方とお話しする機会があったのですが、その方曰く「結局、事業部の予算達成への圧力が高いので、初期の機器費用が大きくて、早く予算に到達できるオンプレミスを提案してしまい、モノを購入しなくてもいい、総予算が安くなってしまうクラウドは提案しにくい」とおっしゃっていました。

う~ん、これはまさに「本末転倒」ですし、全く顧客の立場に立っていません。

お客様は予算を達成するために存在しているわけではありません。

クラウドへ移行する心理的障壁

その会社自体はクラウドも少し扱っているようなのですが、お客様に自信をもって提案するには、まだまだ知見が足りていないという事情もあるのかもしれません。

例えば、以下のような内容はクラウドへの移行時に不安になる要素だと思います。

  • サイジング手法(パフォーマンス)がわからない
  • 毎月の利用料が増減するのが不安
  • 可用性の確保はどのように行えばいいか
  • トラブルにはどのようなものが想定されるか

これらは、確かに公開されている情報だけを頼りに導入し、その後試行錯誤しても、容易にそのお客様のベストなものを発見するのは難しいかもしれません。しかし、今のオンプレミスがお客様に最適な構成と、どうしていうことが出来るのでしょうか?クラウドでの構成をきちんと検討したことが無いから言えるものです。

これまでの、経験と勘でやってこれたオンプレミスの方が間違いがない、提案もお客様の受け入れも楽に感じるのも仕方ありません。何しろほとんど変わらない構成ですし、慣れていますからね。

クラウドはやって慣れるしかない

しかし、逆に言えば、公開されている情報はもうすでに十分にあります。お客様の利用方法に沿ったものが見つからない?そんなものは、たとえ同じソフトを使った例があったとしても、使い方が違う時点で全く同じではありません。

構成は、AWSがプラクティスと言っている手法を用いることで、可用性やセキュリティなどをきちんと確保することが出来ますし、もちろんお客様の要件に合わせてカスタマイズすることも可能です。

オンプレミスがうまく構成できるのは、同じ構成のために要件定義をきちんと行うことが不要で、単に古いインフラを新しくするという単純作業の先にあるという理由が大きいでしょう。いわゆる「実績がある」という免罪符があるからです。

そもそもクラウドのメリットって?

クラウドは、それらに逆らってまで導入するメリットがあるのか?と思われる方も多いでしょう。

基本的にIaaSといわれる、仮想サーバーの利用だけでもかなりのメリットがあります。モノが無いだけで故障の心配が不要になりますし、置く場所も電気代も空調も考えなくてよくなります。また、それらの管理を行っていた人件費も大幅に削減…ではなく、稼働を転換できるでしょう。

そう、これまで社内のインフラをお世話することでいっぱいいっぱいだった情報システム要員を、会社の本業を加速させるための業務に転換することこそが、一番のクラウド化によるメリット、「ビジネスの加速」「攻めの経営」などと言われているのです。

加速したい!攻めたい!でもどうすればいいの?

クラウド化の検討を真剣に提案しない・出来ないシステムベンダは、お客様の足を引っ張って自社の予算を達成させるための存在にしています。でも、そのようなベンダでも、長い付き合いがあるでしょうし、そのベンダも、決してお客様の足を引っ張りたいわけではありません。どのようなベンダさんでも得手不得手はあるものです。

我々テクニカルエージェントのエンジニアも一人一人、過去に様々なベンダで働いた経験を持っています。もし、お付き合いの長いベンダさんと良い関係を保ちつつ、クラウドを真剣に検討してみたくなったら、システム更改を検討する際には、弊社にもぜひ一声おかけください。そのベンダとエンジニアを支援しながら、将来は立派なクラウドエンジニアに育てていきます。

お客様のビジネスも、懇意のベンダも、弊社と一緒に成長していきたい場合には、下記までお問い合わせください。

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投稿者プロフィール

ばっしー
ばっしー
<インフラエンジニア>
■ オンプレミスからクラウドまで幅広いインテグレーションを手掛けてきたエンジニア。実は機械設計やWebディレクターも務めたことがある。
■ IoTの工作やAliexpressで中華ガジェットを買うのが大好き。

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